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谷 | 「はっ……なんか……あれ、っ……おかしいな……」 |
刑一 | 「へっ? た……谷っ? ど、どした……?」 |
谷 | 「はっ…………刑ちゃん……お、おれ……どうしよう……何か、変だ……」 |
刑一 | 「いやいやいやいや……!! ちょ、ちょっと待て! いや、オレも変だけど……谷、お前は落ち着け!」 |
谷 | 「いや、俺だって落ち着きたいけど……!! つか、お前の発情期だろ!? お前のフェロモンだよな!?」 |
刑一 | 「そうだけど……! オレら、そういう仲じゃないじゃん!? いや、そりゃ、谷は好きだよ……友達だし……!!」 |
谷 | 「け、刑ちゃん……! そうだ、薬……二本刺したらもっと効くかな!?」 |
刑一 | 「はいいィィ!? 谷、落ち着け……お前がそんなにアグレッシブとは思わなかったぞ!!」 |
谷 | 「そ、そういう意味じゃないし!! 俺だって泣きたい……初めてなんだぞ! お前だって初めてだろ!?」 |
刑一 | 「いやいや、オレとお前がヤるって決まったわけじゃないから! ……一線を越えたらダチには戻れないし……」 |
谷 | 「い、いいよ戻れなくてッ!! 時には間違えるのも青春だよな……!?」 |
刑一 | 「谷ィィィ……!!」 |
ベッドの上で、オレは何がなんだか、分からなくなりそうだった……その時。 |